2011年10月27日

ProTools10にアップグレードしました!

えっと、ここに書くのいつぶりだ?(気にしない)
さて、先日NYのAES Convention 2011で発表になったProTools10
さっそくアップグレードしました。

PT10.jpg


ProTools9からのアップグレードは25000円
その他からのアップグレードが44000円

前回のアップグレードから1年経たずして、また同額を払ってしまいました。
(この辺りはPT9ユーザはさらに優遇とかにならんですかねぇ…)

さらにはProToolsHDのアップグレードがこれまた高額で…
ProTools9HDからが87000円
ProTools8HDからが130000円
えぇ!!と思ったのがProTools7HDからのアップデートなんと220000円!
HDで業務用だからとは言え…まだまだ現役でPT7使ってるスタジオ沢山あるので、
そういう所が今回のアップグレードでProTools10にするとは思えず…今後に不安を感じてしまいます。

ProToolsHDXという強力なシステムも発表されましたが
今回はノーマルProTools10に絞って色々書きたいとおもいます。

新機能をチェックしよう〜!

1,ClipGain

clipgain.jpg

なんで今更?なのか疑問も残りますが、リージョンという名称からクリップに変わりました。
(まぁ他のDAWでもリージョンって言ってなかったし)
で、今回の目玉とも言うべき(フェアライトとかではかなり前から出来ていた)機能がClipGainですね。
これ何?っていうと、元のファイルのレベルを書き換えること無く非破壊でクリップのレベルを
変えられるのです。
今までAudioSuiteのGainでチマチマしていた事が、リアルタイムにレベルが書けて
即座に変更も出来る、そして一番のメリットがペンツールでレベルを書ける所でしょうか。
もちろんClipGainの結果はレンダーして、大元のクリップをそのレベルにすることも出来ます。

コンプレッサーをインサートするとクリップのレベルで動作が変わるので、オートメーションのボリュームだと
コンプレッサーを通った後の音しかコントロール出来なくて、
AudioSuiteGainでいちいちファイルのレベルを調整していたわけですが、
コレを使えばコンプレッサーに入るレベルを容易にコントロール出来ると思います。


2、AudioSuiteプラグインのウインドーがたくさん開ける様になった!
audiosuite.jpg

なにげにコレがすごく助かります。
例えば今まで、AudioSuiteEQ処理した後そのEQ設定を保存して…とかやってたわけですが、
複数開ければいらなくなるまで画面の端っこに置いておけると。


3,リアルタイムフェード
フェードがリアルタイム処理になりました!
当然Fade Filesフォルダもありません!
これでセッション開いた時の「えっと…フェードがありませんけど?」が無くなりますねw


3,32ビット浮動小数点フォーマット
32bit.jpg

やっと?ってかんじでしょうか?
32ビット浮動小数点フォーマットでRec出来ようになりました。
また試していませんがどんな解像度だろ〜(そしてHDDの容量が圧迫されていくw)
あと、同一セッション内で16Bitと24Bitの混在とかが出来る様になりましたね。
AIFFとWAVEの混在も出来る様になり、Interleavedでファイル管理もできるようになりました。
これ地味に良いとおもいます。


4,PlugIn
(自分もまだあまり理解していないのですが)
TDMとかRTASとかのくくりが無くなって一つに統合されて、AAXプラグインフォーマットになりました。
早い話DSPがあるときは勝手にDSP使ってくれるしDSPが無い場合はNativeCPU使うって感じかと思います。
64Bit処理になったのも大きいかもしれないです。

そして、新しいプラグインもいくつか追加されました。

down.jpgmoddly.jpgchSt.jpg
目玉はAvid Channel Stripでしょうか、System5のChannel Stripがまんま使えます。
使い込んでませんが良い感じです。
あと、Down Mixer。モノラルミックス作るとき仕事で活躍しそうです!が…会社のは当分アップデートしないな…w


RockoNさんのBlogにD-Verbが新しくなったと書いてありますが、
写真がどう見てもREVIBE2なので、これは間違いかと思います。
PT10のインストーラーの中身を確認しても新しいD-Verbは見つからなかったです。
(っうか、REVIBE2くらいのリバーブを標準にしてほしい…w)

5,マーケットプレイス?

market.jpg

え?なんだけどメニューバーにマーケットプレイスというのが加わりました。
早い話がプラグイン買えよ!ってことですね…
ただでさえ横に長いProToolsのメニューバー。ハッキリ言います!邪魔ですこれw

6,iTunesとSoundCloud

itunes.jpg

バウンスメニューにiTunesライブラリへ書き出しとSoundCloudへ接続が追加されました。
音楽制作してる方なんかは非常に便利で、色々な可能性のある機能ではないかと思います。


7,Digidesignが消えていく…
今回のバージョンからアプリケーション本体を格納してるフォルダが
「AVID」になりました。DigidesignがAVIDに買収されてからだいぶ時間が経ってますが、
いよいよか…と言った感じでしょうか。(Digidesignが無くなるのは少し寂しいなぁ)
でも、旧PlugInはまだしっかりいままでの「ライブラリー→ApplocationSupport→Digidesign」に入ってます。


互換性の問題。

今回のProTools10から拡張子が「.ptx」になりました。
これで変わるの3回目w
ptx.jpg


PT6が「.pts」
pts.jpg
PT7からPT9が「.ptf」
ptf.jpg

今までのファイルも問題なく開けますが、ProTools10のファイルとして保存する場合は
新たに保存し直す必要があります。(この辺りはいままでと同じです)
※もちろんコピーを保存でPT7→PT9のファイルへも書き出せます。



OSXLion 10.7.2にProTools10をインストールしましたが、
これと言った大きな問題は無い感じです。
かなり快適に動いています。
ProTools9.0.5で「うわ!なんか速くなった!」という印象はそのままです。
素晴らしい。

ちなみに、潔くハードの切り捨てが行われてユーザーを泣かせるのが上手なAVID(Digidesign)ですがw
このProTools10で、MBox2とかをサポートする最後のバージョンになるみたいです。
HDAccelも192も足きりかい!w
でも、次の64Bit化に対応する為にはハードの足きりは仕方ないのかな…
posted by h_murao at 17:43| Comment(2) | TrackBack(0) | Sound | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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